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びわこ成蹊スポーツ大学救急処置法の集中講義を終えて
第3グループがやっと終了しました。台風や暑さの影響も少なく、ようやく「びわこ」スタイルの救急処置法が完成したと思います。 びわこスポーツ大学の「救急処置法」のポイント 3日間コース 1. G2000に則ったBLS,FBAO、AEDを取り入れた学習内容での1日目。午前中にBLSとFBAOの講義を行う。特に安全確認と感染防御は力を入れた。その後実技を行う。人形1体に学生が6-8名のため、人対人の実技、人形対人の実技を取り入れた。頚椎保護の重要性、意義、実技もきちんと教えました。午後はAEDの講義を1時間、その後シナリオとして、スポーツ現場での意識消失の事故をいくつか設定して、学生がグループの中でのリーダー、サポート(コーチ)、評価者、群集などのロールプレイを行った。基本的にはPrimary ABCD Surveyですが、スポーツ大学オリジナル版です。(高橋が丸一日担当でした。) 2. 外傷、骨折、熱中症、出血などに遭遇した場合の救急処置が2日目。1分1秒を争そう訳ではないが、救急車や病院到着までに出来る事を考える。(佃先生が丸一日担当) 3. 外来講師による講義とペーパーテスト。一人が1回はリーダーをするシミュレーションテスト。演技賞ものの学生が多く、楽しめました。Team MEGA的ですが、ゴルフ場でのVf発生ではゴルフ仲間やキャデイさん役がすぐにきまりゴルフボールを打つふりをしたり、硬球の胸部強打ではピッチャー、キャッチャー、バッター、審判の役割分担がすぐに出来上がるなどチームワークよく動きました。恥かしがっている学生も最後には積極的に取り組んでくれました。 学生の感想。集中で疲れたが、大変充実していた。スポーツ現場でのシナリオは興味を持って取り組めた。これからも救急の講習を受けたい。(ほぼ全員が前向きの回答) 3名のびわこの専任教員では不可能な集中講義でした。特に感謝したいのは非常勤講師をお願いした根本先生、中村先生、堀江先生の3名と2回の実技テストで評価もして頂いた伊藤さんです。忙しい業務の合間に時間をとって駆けつけて頂きましてありがとうございました。今回の素晴らしい授業が成立した一番の要因はおうみライフサポートの力だと思っています。伊藤さんは1月にACLSの受講生でしたし、初対面の根本先生はアロハシャツを着ておられたのが印象的です。堀江さんがインストデビューされた時にご一緒しました。また今回見学にこられた滋賀医大のナース2名も9月にインストデビューされます。これらの人的交流はおうみICLSを通じて得られました。物的交流・ソフト面の共有は大変貴重だと思います。フィリップスのAEDトレーナーを借用できたのは松村さんのお陰だと感謝致しております。また、BLS+AEDのテキストや講義内容はおうみのテキストを参考にしました。 今回は対象が240名でしたが、今後も学生に正しく楽しい「救急蘇生法」を教えたいと思っています。ACLSは医療者が対象ですが、今後は非医療者対象のBLS+AEDの講習が重要です。AEDだけの実習では不十分で、BLSをしっかり教える事の重要性を改めて認識しました。 追加:滋賀における救急蘇生法は注目されています。医療者中心にACLSが病院を超えて広がった勢いは素晴らしいと思います。学校の先生やスポーツ指導者へのAEDを含めた講習はライセンス、テキストなどの作成が重要です。今後おうみとして滋賀県医師会、滋賀県体育協会、滋賀県教育委員会等への働きかけが重要であると思います。今回のびわこでのBLS+AED、外傷、スポーツメガの3日コース中のAED部分は厚生労働省が7月に提案した3時間コースに相当すると思います。
by takahashibss
| 2004-09-16 15:40
| 救急医療
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