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「テコンドーをすれば運動量は十分」
岡本選手をどうするかで日本オリンピック協会は揉めていますが、テコンドーは健康にいいようです。中年の武術学習者は同年代のカウチポテト族よりはるかに体調が良いことが、小規模な研究から示されている。実際にこの研究によれば、こうしたテコンドー学習者は必要な運動量が完全に満たされています。 「テコンドーを練習する人は、年齢と性別が等しい、座ることの多い生活をしている被験者より、有酸素的能力、バランス感覚、柔軟性、筋持久力、および筋力に優れ、体脂肪が少ないことが認められた」とDouris博士らは結論付けている。 この武術の実践者は定期的に練習を行っているため、体脂肪率が19%であったが、非運動群の体脂肪率は30.8%であった。武術実践者は平衡性検査では持続時間が2倍以上であり、座位体前屈(sit-and-reach)検査では2倍の距離まで屈曲でき、腹筋運動では平均で約30回ほど多かった。 「テコンドーの練習は体力の諸要素を全て包括する完全な運動形態と思われる」とDouris博士らは記している。「テコンドーは中年集団の体力と健康を向上させうる従来の運動に代わる方法であることを医療従事者には知って欲しい」 参考文献 Douris, P. British Journal of Sports Medicine, 2004; vol 38: pp 143-147.
by takahashibss
| 2004-04-01 21:16
| 運動療法
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