生活パターン、肥満、コレステロール、喫煙などの生活習慣では日本の小学生や10台の若者方が悪いので、今後一気に疾病構造がアメリカに追いつき追い越す危険性が指摘されています。我々が取り組みべき早急な改善についての示唆をAHA2004年振り返りが与えてくれます。
American Heart Association. Heart Disease and Stroke Statistics2005 Update
米国の2002年の統計で心臓血管病が全死亡原因の38%を占め、冠動脈疾患が20%で1分に一人冠動脈疾患で死亡した。
改善可能な生活習慣である、肥満・喫煙・運動不足についてのコメントもある。特に若年者の高血圧、高コレステロール、肥満、喫煙への早期の対策が重要である。生活習慣で死亡原因とされたのは
1.喫煙
2.体重過多(人口の70%)と肥満(人口の30%)で急増中。特に小学生、中高生の肥満に警鐘を鳴らしている。
3.運動不足は大いに問題であり、40%の成人は運動習慣がない。高校生で体育の授業を取っているのは(体育は選択?)男子で58.5%、女子で52.8%であった。
4.その結果メタボリックシンドロームは特に青少年で急増中である。青少年の4.2%に存在し、74%は体重過多である。成人では23.7%がメタボリックシンドロームである。