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エキブロメデイカルでコレステロール下げるのは駄目?という題材が取り上げられた。対象とするグループによって全く異なると思います。
1.標準的なガイドライン 大権威の個人的意見や見解、個別の症例などで揺さぶられないきちんとしたガイドラインが策定されています。アメリカのNCEPや日本の動脈硬化学会が作っているガイドラインです。多くのまともな臨床研究(=エビデンス)に基づいているので健康診断の結果や診療ではこれに従うべきです。 2.重症例への先進的な試み 動脈硬化が進行した状態を扱う循環器内科の領域ではどんどん下げろ、動脈硬化を改善・退縮させようという風潮があります。重要なのはコレステロールの数字なのか、薬物を投与することなのか、コレステロールの低下率なのか、など検討課題です。日本人のコレステロール値が上昇しているのも問題です。 3.コレステロールを下げすぎるなという議論 J-LITという日本の臨床研究ではコレステロールが低すぎても高すぎても死亡率が高いという結果でした。この研究は薬物非投与群がなく、リポバスを投与したらコレステロールがどの程度下がって、死亡率などはこうでしたという試験です。再度検討すべき課題ですが、コレステロールを下げすぎるとガンによる死亡が増えるか?というテーマではLancetの論文で否定されたと思っていました。昨年から、週刊誌でコレステロールを下げすぎるなという連続掲載記事がありますが、検証されていない事実が多いと思います。あるある大辞典や思いっきりテレビと同じレベルですが、病院の週刊誌を読んで質問する患者さんが増えています。 4.喫煙対策、肥満、運動不足、過食への記事は少ない コレステロール議論をするなら、タバコの健康被害、肥満、過食、運動不足をその20-50倍位取り上げるべきです。健康問題や医療費対策について真剣に考えると一番悪いのがタバコで2番目は過食です。スポンサーのJTや食品会社やレストランの記事が多い週刊誌では難しいのでしょうか?
by takahashibss
| 2005-01-21 08:50
| 運動療法
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