「ボクの外来に来ないで下さい」
という循環器医師の話題があった。
コメントにも書いたが、循環器疾患を有する喫煙者という最も治療を必要とする患者を治療放棄するという最低の医師である。この事態は何としても避けるべきである。
先日の講演会でも、内科外来を担当している「研究メイン」の医師が
「禁煙させるには、やめろーと大声で言うしかない。」と言っておられましたが、そんな事を言ったらあなたの講演の内容が地に落ちるーーー。とがっかりしました。
風船で狭いところを拡げるとかバイパス手術が上手な循環器医師が平気でタバコを吸っている姿も説得力ありませんが、喫煙者を切り捨て御免する医師は敵前逃亡です。
禁煙は簡単というのと
でも失敗したら、どうする?というのをmelit.jp
に書きましたので、是非ご覧下さい。
医師も看護師も禁煙支援の方法は学びません。
もっとわかりやすく言うと、
肥満外来の患者さんに「やせてから来い」と言ったり
高血圧外来で「血圧を下げてから来い」、
糖尿病外来で「血糖値を下げてから来い」
と言うことの荒唐無稽さと同じです。
生活指導の基本は運動、栄養(食事)、禁煙、休養の指導です。