今日から2009年度のオリエンテーションが始まる。2、3、4年生を相手に教務のオリエンテーションが中心となる。湖西線が強風で止まっているという事で、比良八荒 荒れじまい という言葉を思い出す。
3月26日は
比良八講という天台宗の行事が浜大津から近江舞子まで行われている。その関係か今日は風が強いと思っていたら、やはり
比良あらしである。比良八荒が吹けば春の訪れという比良八荒も聞いた事がある。故事で娘の恨みが風の原因であるという話で灯明が付いていたが比良八荒で消されたとか、坊さんが最初から付けていなかったとか言われている。
中学校の昼休みになぜか「琵琶湖哀歌」という物悲しい曲が流れていたが、四高(旧制高校で現在の金沢大学)のボート部が比良あらしで転覆した事故の鎮魂歌です。四高桜というのが高島にある。9月にも突風があり、志賀ヨットクラブのヨットが転覆するという事故も5年前にあった。
びわこ成蹊のサッカー部でも、初年度に突風でテントがつぶれたり、サッカーのゴールが倒れたり、試合にも悪影響があったり、突風で影響を受けている。
今年の比良八荒は
京都新聞に掲載されています。