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栄養、運動、心理面の3つのポイントから生活習慣病の精密検査
1 栄養:調査表では摂取カロリーが1500kcalですが、体重が減らない。水を飲んでも太るという患者さんは大変多い。いろんな原因が考えられます。 1−1 筋肉量が少ないために運動で脂肪燃焼しない。 1−2 調査表に記載されていないが実際は食べているものがある。食事調査の記入時や主治医/栄養士の前では心理的抑制が働き過小評価してしまいます。 1−3 肥満の人や糖尿病の人には無意識の中に「食に関するトラウマ(心的外傷)」が存在します。これを明らかにするとスーッと治療が進みます。フロイトですね。ー>心理面 1−4 男性に多いのですが、カロリーや食事の量がわからない。 対応:食事メモ、デジカメで食事が並んだ膳状態を記録する、おやつメモなどで記録もれをなくす。など皆さん苦労しています。医師、看護師、栄養士、管理栄養士などいろんな職種が配偶者と協力するのは必須です。 2 運動:「運動しましょう」のかけ声で運動出来れば夢のような話です。生活習慣病の運動指導者がきちんと指導する必要があります。運動実践の場は病院、医院、病院付属のスポーツジム、病院提携のスポーツジム、ホテルのフィットネスセンター、公共の運動施設など様々です。運動種目も有酸素運動が中心ですが、ストレッチや筋肉トレーニング、楽しい球技も取り入れられています。この分野は簡単にも無理なのでこれくらいにします。万歩計は着用していれば信用できます。 3 心理面:まだまだ別方向を向いている人へのアプローチ、少し努力している患者さん、かなり努力している患者さんには、ほめてほめてほめまくりましょう。下手な選手のコーチングのコツは少し出来ればほめる事で、スポーツ嫌いをなくす努力です。お変わりありませんか?ではなく、日常生活で体を動かす工夫をされましたか?とか、具体的に何ができるでしょうか?を宿題にして達成度を○、△、×で自己評価するなどです。同じ方向にボールを蹴る事が出来れば仲間です。 栄養、運動、心理のいずれも大変時間のかかるアプローチですが、楽しい外来となります。もちろん生物指標であるコレステロール、運動負荷試験、頸動脈エコーなどの普通の検査は行います。
by takahashibss
| 2004-09-27 22:20
| 運動療法
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