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フランコさんのイタリア通信
ユベントスが一番強かった時期(1994-1998)にチームドクターがEPO(増血剤)を違法投与していた。これはいけません。組織的な取り組みが疑われます。医師に禁固1年10ヶ月、罰金27万円というのは同業としては厳しいかなという印象です。社長(裁判で無罪)、監督(リッピで現イタリア代表の監督)を含めた管理者の方針がないと無理ですが、実態はどうだったのでしょうか?裁判前のフランコさんのイタリア通信(翻訳)が解説としては分かりやすいです。ジダンやロベルト・バッジョなどのユベントス最強時代の選手達、現在のイタリア代表関係者(リッピ、医師、トレーナーを含む)は「いやな」視線を世界中から浴びるため、心理的な「弱み」を持つ事になります。
ペップの事例検証でもサッカー選手のドーピング違反の事例が検証されています。
2004年からのアンチドーピングの規制は過去の違反の掘り返しにも有効ですし、現時点の違反防止にも役立ちそうです。日本ではありえない話です。授業のあとに「先生ドーピングしてよ!」という学生や選手には軽いニラミと、「そんな事を考える時間があるんやったら、筋トレしとけ!」と激励しています。