院内の除細動、看護師の7割が「正式許可なければAED使わない」 という発表が循環器学会のコメデイカルセッションでありました。医療事故多発の自己責任回避のため、指示待ち状態で自分の行為も指示した人の責任にしたいという姿勢は疑問もありますが、現実的な話でしょうか?3割のナースが緊急事態ではAEDを自信をもって使えるという事に今後の展望がありそうです。BLSやACLSの講習会に参加するナースは「特殊」なのでしょうか?どの医療機関でも1年に1回のBLSコースは必須で3-5年に1回のACLSコースも必須とすべきでしょう。少なくともアメリカの医療機関並みにすべきでしょう。おうみライフサポートでも医療機関の参加者が多いのですが、全医療従事者が参加するとなると今の開催数を毎月から毎週にしないと対応不可能です。
ICUや救急外来以外のナースにBLSやACLSが必要でしょうか?というのが日本の医療の現状でしょう。一般内科や皮膚科病棟・眼科病棟のナースが普通にACLSを受講する姿があって初めてナースの100%がAEDが使える状況になるのでしょう。