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臨床運動療法研究会に参加し、大津市の運動教室の成果を発表してきた。筑波大学の田中教授から質問を頂き、滋賀のご出身であるなど雑談もしました。会長の牧田茂先生は京大・堀川病院の時からの知り合いのため、軽く挨拶したら、関西医大の木村先生(事務局)、武田病院の今井君、文教大学の石原先生、静岡県立総合病院の神原先生、名古屋大学名誉教授の佐藤祐造先生達に続々と挨拶となった。高齢者の運動療法については最近の新聞記事で筋トレ、13%が中断=介護予防効果に疑問相次ぐ-衆院厚労委
という発表があったが、高齢者にいきなり筋肉トレーニングは指導者が丁寧に対応しないと筋肉、関節の障害を引き起こす怖れが大きいと思います。心臓血管病の危険も増加します。コメデイカルシンポでメデイカルチェックのあり方が議論されましたが、安全性の保証はいつも大きな課題です。 牧田先生がドイツに留学された経験から、ドイツの心臓リハビリテーションの紹介がありました。Bjarnason-Wehrens先生の特別講演でした。スポーツやリハビリテーションを受けるのは国民の権利であるという基本理念から、理学療法士以外にスポーツ療法士という職種が存在する事が大変印象的でした。スポーツは文部科学省、医療は厚生労働省という縦割り行政の境目で運動実践指導士の役割が日本では重要です。 午後のポスターの座長でしたが、医療法42条施設があちこちに立ち上がっている現状を認識しました。やすだ医院の発表は金城さんでしたが、すんなり終わりました。 朝の5時30分に起きて、埼玉まで日帰りで夜の9時に帰って来られるので楽ですね。滋賀ではスポーツ傷害フォーラムがありましたが、今回は欠席しました。
by takahashibss
| 2005-04-16 23:34
| 運動療法
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