セビージャのプエルタが開幕戦で突然死の死因がARVCであると報道されている。
葦の髄から循環器の世界をのぞくで紹介されています。
1) メデイカルチェックの問題
スペイン代表、プロチームの選手ですからメデイカルチェックは十分なはずです。全く、異常を指摘されていなかったそうです。かつての相撲協会もそうでしたが、サッカーでもフォエ、ハンガリー代表ミクロス・フェヘルなどの死亡事例が増えている。具体的にすべきことは、運動負荷、心エコーを全員に行う事でしょう。
2) メデイカルチェックで異常なしでも、心臓震盪で倒れる
心臓震盪が増えている。救急体制が重要です。AEDの設置とBLSの普及が基本です。
3) プエルタの場合
突然倒れて、窒息が多いので、直ぐに口の奥を二人の選手が見ていました。起き上がって、ロッカー室へ運ばれ、再度倒れて、バッグ呼吸で救急車で病院。入院中にARVCと診断されました。循環不全が原因の多臓器不全で死亡となりました。
ARVCと診断されていたら、競技から引退。死亡は避けられた?ICD植え込み+薬物治療+アブレーションとなるのでしょうか?丁度、集中授業でメデイカルチェックを担当でしたので、調べてみました。