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新型インフルエンザA H1N1型のために、日本中が大騒ぎになっている。
メキシコで発生したとされる豚インフルエンザが世界中に拡がりを見せ、鷹揚な対応のヨーロッパ諸国・アメリカ・カナダと比較すると、バイオテロが発生したかのような過剰防衛をしている日本の対応には明らかな違いがある。どちらが正解というのはない。毒性が低いために国内の死者は出ていないが、学校が休校になったり、休校中の高校生が繁華街でうろうろしているので???という状況です。 日本での報告例 世界中で発生しているので、連休前後で大騒ぎ。犯人探しのような厚生労働省(大臣)で疑い例が出ただけで、夜中の緊急記者会見ー>神奈川県の疑い例がとばっちりで御苦労さまでした。水際対策と呼ばれる、空港でのアンケートと発熱チェック+簡易インフル検査を行っていました。 一例目(実際は3人) カナダに研修旅行に出かけていた大阪府寝屋川市の高校生と引率の教師。成田空港でトラップされました。発表する厚生労働大臣の興奮して勝ち誇ったような発表には唖然としました。マスコミも犯人探しのように執拗に毎日報道しました。大げさに騒ぎすぎて、風評被害の原因を作ったのは誰でしょうか?高校・大阪府教育委員会などにひどい投書・電話が多数あったようです。成田赤十字病院に入院。濃厚接触者も入院となりました。 良かった点: 水際対策は有効! 問題点 : 成田空港以外の関西空港、中部空港ではアンケート用紙配布のみで、すり抜ける可能性がありました。 二例目(4人目) 上記の団体内の高校生が発症。成田赤十字病院内にいたため、感染の拡がりは防げています。 水際対策は日本では徹底しているのが奏功。イギリスやアメリカでは水際対策はすり抜ける症例が多いので不十分です。 水際対策の問題点は3つあります。 第一の問題は、「水際対策で食い止めることが可能。国内には感染者はいない」という前提。 迅速診断キット→PCR法という新型インフルエンザの検査体制です。国内の感染者が多数出現したため、無効性が証明されました。昨日のNY帰りの女子高校生は熱などの症状があっても迅速キットでは陰性でした。 第二の問題は、空港で機内検疫を実施しているため、感染防止のためのガウンや手袋、N95マスクが消費されている事です。発生件数からすると、多数の検疫官、医療従事者を国内対策に早急に振り分けるべきです。 第三の問題は、機内検疫が全国のテレビで流れた、国民に「新型インフルエンザは非常に怖い病気」というイメージ、必要以上の恐怖感を与えました。バイオテロ対策あるいは映画「感染列島」さながらのマスク、さらにはゴーグルなどを付けた検疫官は異様です。 三例目 大阪大倉高校で学級閉鎖が続いていた。インフルエンザ様症状で多数の高校生が感染。 神戸高校で海外渡航歴のないA型インフル高校生の検体を提出した医師がPCR検査を要求ー>新型インフルが検出される。濃厚接触者の調査で神戸高校・兵庫高校のバレーボール部を中心に多数発症。厚生労働省は国内初の症例を発見した名医に「診察中止」を求めたりしています。大阪大倉高校生を診察した医師がPCR検査を要求し、新型インフルと診断されています。その後、兵庫と大阪で200人以上の患者が芋づる式に見つかりました。高校生を中心に軽症が多いのが特徴です。 学校への影響 文部科学省は一例でも学内に発生すれば、休校処置を取るように指導しています。学校のスポーツ活動を中心に感染が広がったため、鳥インフルエンザ用の対応マニュアルで動いているので、都道府県単位で一例でも発症したら全部の学校の休校処置を取っています。 びわこ成蹊スポーツ大学も滋賀県内で一例発症して、休校処置という適切な対応を取りました。滋賀県の大学では滋賀大学経済学部(彦根市)、聖泉大学(彦根市)、長浜バイオ大学(長浜市)以外の10大学が休校となりました。 これは、兵庫県や大阪府の対応と同じです。
by takahashibss
| 2009-05-21 18:12
| びわこ成蹊スポーツ大学予定
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